DTMが普及し、簡単にCD作成ができるようになった現代において、ミュージシャンに降りかかる最後の難題と言えば宣伝、販売促進方法ではないでしょうか?広告代理店やマスメディアに繋がりがあるマネージメント会社に所属していないとなると、恐らくこの点が一番大きな問題であるはずです。
インターネットが普及した現代なら、全く何もできないということはありません。それどころか、インターネットからの情報を当てにしているマスメディアの現状を鑑みると、インターネット上で話題になる、つまりバズりさえすれば、マスメディアが取り上げてくれる可能性が高いのです。その手段のひとつがYoutubeです。
YouTubeに音楽をアップする
音楽は世界の共通言語です。たとえその歌詞が理解できなくても、「音楽そのものに感動した」という体験は多くの人々が持っているのではないでしょうか?2017年度のYoutubeの公式発表によると、YouTubeの月間視聴者数は世界中で15億人を超えているとのことです。つまり、YouTube上にあなたの音楽を上げるだけで、15億人の人々があなたの音楽に触れる可能性が高いというわけです。もちろん、物事はさほど単純には進まないでしょう。しかし、どれほど大きなプロモーション会社でも、15億人にプロモーションすることは簡単なことではありません。それができる可能性があるというだけでも途轍もないことなのです。
しかも、実際にそれは難しいことでもありません。世界にアピールするためにも、タイトルや説明を英語で入力する必要はありますが、今はグーグル翻訳もあります。多少の間違いなどほとんどの人は気にしません。大事なのは音楽です。実際に米国のロックバンド、ジャーニーは、YouTube上で目に留まったフィリピン人を、自身のバンドのボーカルに採用しています。